地区計画の大切さ 3
従来から、拘束力を有しない構想的な地区計画としては、全体と部分が合理的な脈絡におかれることはあっても、それを計画の実現という面でどのように担保するかという段になると、これは都市計画全般(=計画体系)の制度の問題です。
しかし、このような全般的計画制度が全体と部分の関係を保障しない状況に治いて、地区詳細計画が計画単位としての部分の全体をおおうものでなければならないのです。
計画に対する住民の合意などを含めて地区詳細計画の実現性という点において困難な場合が起りえるでしょう。
一般に、新開発・再開発などの事業は、土地の全面買収にせよ、そこの地権者を参画させて実施する場合にせよ、地区というスケールをとります。
もちろん、大規模なニュータウンや宅地開発など、都市のスケールに匹敵するものもあります。
しかし、これとても、住区単位や街区単位に区分されて、事業上および計画上の意味を与えられることになっているのです。