ヨーロッパだからこそ?プッシュプル列車5
イタリアには、左右の乗降口をやや中央に寄せて雄々しく前面をデザインした最前部専用の客車も走っている。
機関車が一方にしかなく、しかも後方に運転装置もないタイプは、幹線の列車にはない。登山鉄道で見かける程度だ。
イギリスはウェールズのスノードン山鉄道やスイスのブリエンツァー・ロートホルン鉄道の全区間、オーストリアのアッヘンゼー鉄道の途中までの区間などでは、小さな蒸気機関車が小さな客車を押し上げながら急勾配を登って行く。
山を降りる際には機関車はそのままで、プレーキの役割を果たしている。